バリ島 友人の命日

Om Swastyastu..🙏

バリ語で神様のご加護があります様に

 

バリでは日本と比べものにならないくらい人の生死に遭遇します。結婚式のご招待やお葬式も頻繁にあり、その数ほぼ毎月‼️式をするのは必ず適した日にしなければならなく、当然、結婚式などは同じ日に集中し、日に5件のハシゴをした事があります。

バリでは、仏滅に安く挙式しましょう、と言うのはあり得ないのです。

 

この結婚式やお葬式のシステムは日を改めてお話ししたいと思います。かなり長くなるので。

 

結婚式やお葬式に呼ばれる回数が日本との比にならないと言うのは、人と人との付き合いがより密接だからなのではないか、と思います。

 

ここ数日、バリで病に倒れてしまった今は亡き仲良しだった同郷の日本人の友人の事を思い出していました。

 

今朝、スケジュール帳を見たら今日が命日だった。

やっぱりね。

 

その友人は亡くなる前に奇跡的に帰国できて、北大病院で治療を続けましたが、結局、故郷で息を引き取りました。

 

あれから数年経つんだね。

 

地球は、まだコロナだよ、と心の中で会話しました。

 

バリヒンドゥーは、輪廻転生を信じるので亡くなっても必ずその家系で生まれ変わる、と言われています。だから、悲しいけれど、また生まれ変わる希望があるので、その悲しみはある種の希望とミックスしている、のです。

 

生まれたばかりの赤ちゃんのへその緒がとれた時に

(日本のへその緒のカットの仕方と違います)その道の能力のある人を呼び、誰の生まれ変わりかを聞きます。

 

よく生まれたばかりの赤ちゃんを指して

 

この子は、お爺ちゃんの生まれ変わりなのよー、仕草が似てるのよー

 

などと話すのは日常的であります。

 

赤ちゃん、ご先祖様を大切にするバリの人々。とても良い事だと思います。

 

 

と言う事で今日は亡くなった友人の命日なので思い出しながら過ごしたいです。

 

Om Shanti shanti shanti om..✨✨

世界が平和になります様に

 

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乾期は快適です