putukaoru バリ島ローカルライフ blog

バリ島に住んで25年、ローカルライフのお話し

バリ島 脳からα波 青銅楽器ガムラン🎶

Om Swastyastu..🙏

バリ語で神様のご加護があります様に

 

ここ数日雨が続いています。

今日は帰宅時ドシャ降りにあってしまいずぶ濡れ、NIKEのスニーカーもグチョグチョに濡れてしまいました。

 

バリはお葬式前後に降る雨は清めの雨。

結婚式で降る雨は子宝に恵まれる。

など、雨は浄化につながると考えられています。

 

儀式には必ずつきものの奉納演奏はガムランと言う名前の青銅楽器です。これは沖縄と同じ五音階なので日本人には親しみやすいかもしれません。

 

ガムランについて

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ガムラン

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演奏は右手でパングルと言う撥で鍵盤を叩いたら左手でつまんで止めていく消音法です。かなりの速さで叩くため慣れていないと消音法がうまく出来ないと思います。

インドのシタールと並び世界に二つしかない脳からα波が出る楽器ガムラン、村のガムラン隊を見ていると目を閉じていても手が叩く位置を把握と言うか記憶していて半分寝ながら演奏しているおじさんもいます。きっとα波が出て心地良く眠くなるのでしょうね。

 

ジャワにもジャワガムランがあります。

バリはシャープな音色ですがジャワは重厚な音色です。

 

ガムランは青銅楽器の他、ドラ、太鼓、シンバル、笛、ルバブ(鼓弓みたいな感じ)などがオーケストラ式になっています。指揮者はいませんがレヨンと言う青銅楽器と太鼓がリーダーとして全ての奏者を、引っ張っていきます。フルメンバーだと30数名になります。

 

ガムランには楽譜がありません♫😢

聞いて覚えていきます。先生から習いそれをまた次の世代に伝えていくバリの伝統的な楽器はなくてはならぬものです。

 

私がガムランを習った時は、お願いして録音させてもらいました。

コテカンと言い表のメロディと裏のメロディを重ねていく、うねる様な音はやはりバリの音です。

 

雨の中で聞くガムランはより鬱蒼と雨の音に負けず響き渡ります。

 

Om Shanti shanti shanti om..✨✨

世界が平和になります様に