バリの赤ちゃん👶

Om Swastyastu..🙏

バリ語で神様のご加護があります様に

 

インドネシア語でGalau(ガラウ)は、落ち込んでいると言う意味でよく使われています。今日はGalauな友人とお茶しました。話していく中でどうしてこの人はGalauなのかがわかり、そこを指摘してあげたら

あー‼️と気づき途端に笑顔になりました。曇りのち晴れ☀️で良かったです。

 

インドネシアは子供は二人までにしましょう! と

推進されています。昔の人は子供は幸運を運んでくるから多い方が良い!と言われていて貧乏なのに子沢山の家がたくさんありました。

 

ここ数年はやはり経済的な事や教育の事も考慮し、一人っ子や二人が多くみられます。

 

バリヒンドゥーでは、子供は神様からの預かりものとして大切にされます。生まれて三ヶ月までは聖なる神の子とされ必ず誰かが抱っこします。地に足をつけてはいけません。名前を本格的につけるのは三ヶ月の人間になるための儀式を終えてからです。この儀式で赤ちゃんはようやく地に足をつけて人間界の仲間入りをします。しかしながら、小さい時期はまだまだ聖なる子供として、怒らす叩かず大切に大切に育てられます。

 

ちなみに胎盤を持ち帰り敷地内の決まった場所に埋めます。胎盤は赤ちゃんとお腹の中で一緒に過ごした兄弟姉妹として赤ちゃんをこれからも守ってくれると信じられています。赤ちゃんがミルクを飲む時は埋めた場所にも同じミルクを土にかけます。

 

だからバリの赤ちゃんは心が安定してニコニコ😊しているのだと思います。

 

最近は核家族も増えてきましたが基本は旦那さんの家に入るので敷地内には、おばあちゃんやおばさん等、子育ての大先輩がいて、かわるがわる赤ちゃんを抱っこしたり面倒をみてくれます。そう、赤ちゃんは皆んなで育てるのです。

 

育児ノイローゼも少なく、赤ちゃんは生まれた頃から人を信用する事を体感します。なんとも赤ちゃんパラダイスです。

 

私は日本にいる時はあまり子供が好きではなかったのですが、バリに来て人懐っこくニコニコ笑顔の可愛い子供があっちにもこっちにもたくさんいて、すっかり子供が好きになりました。

 

バリに来て好きが増えて良かったです。

 

Om Shanti shanti shanti om..✨✨

世界が平和になります様に

 

 

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美しい田んぼ🌾