バリ語について

Om Swastyastu..🙏

バリ語で神様のご加護があります様に

 

 

バリ語

これはバリ島内だけで使う、使える地域語です。

インドネシア語とは、はるかに違います。

まずバリ語にはバリ文字があります。

だから、このバリ文字が読めなければ

バリ語解読も難しいです。

*時にアルファベット表記もあります。

 

バリでは義務教育中、バリ語と言う授業があり

小学校の先生曰く一番、子供達の成績が悪い

科目だそうです。

子供達にとっても嫌いな教科です。

そして、ここ数年は、バリ州の御達しで

毎週木曜日は、バリの正装で登校、出勤。

積極的にバリ語で話す日と指定されています。

 

と言うのもバリ語はもともとカーストに合わせて

話します。4〜5段階あるものをカーストに合わせて

使い分けます。

カーストは、個人の名前の中に入っているので

名前を聞けばすぐにわかります。

例えば

 

Ida Ayu Raka Padmini

この名前の場合、Idaで最上階級のブラフマナ

階級の女性と言う事がわかります。

 

オランダ植民地時代に、カーストは廃止になって

いますがいまだに名前には残っています。

バリのカーストは、学校も職業も選べます。

別のカースト同士が共に過ごしたりご飯を食べたり

なども日常でインドとは違います。

 

デンパサールなどは地方から仕事のため

引っ越してきたバリの人が多いです。

ちなみに、ジャワの人もたくさん。

だからバリ語を使い分けるのが面倒な部分もあり

共通語のインドネシア語をメインに使う人達が

かなり多く、結果、子供達もインドネシア語

育ち、バリ語と触れ合う機会が少なく=出来ない

と言う結果になってしまいます。

 

私の住むウブドは、かなりバリ語です。

次回、また、このバリ語の話の続きをします。

 

 

Om Shanti shanti shanti om..✨✨

世界が平和になります様に

 

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ピンク色のフランジパニ